ヒム69のトレーニング日誌

2018年の乗鞍に向けて日々のトレーニングの記録と考察。

2016/9/11 大台ケ原備忘録


大台ケ原備忘録


・食事
 前日は朝パスタ75g+鳥缶+ヨーグルト、昼は定食屋、夜は宿のカレー。目算で2500kcal、糖質400g、たんぱく100g、脂質50gくらい?やや糖質多めでバランス良く。食物繊維は極力控えサプリでビタミン補給。
 当日は朝は宿の朝食+持って来た饅頭+コーヒーを3時半頃に。目算で800kcal,ほぼ糖質。アップ後、出走40分前くらいにジェルとバナナで350kcal。75分のレースでは体感的にはおそらく充分以上ではあった。そういえば今回トイレは出なかった。


 ・アップ
前日は試走がてら200W前後ケイデンス90以上をを目途に。たまにL6まで10秒~30秒ほど刺激入れに上げる。気を抜くとどんどん数値が上がる状態。おそらくレース前日で興奮状態。16~17時の1時間くらい、20km。
 当日はローラーで10分軽く足を回した後、ビルドアップ走とL5インターバル走を交互に適当にレストを入れながら20分、L3を5分、レストを5分の計40分で終了。今回は前日も当日も静系のストレッチをかなり入念にしてみた。(いつもは当日は動系のストレッチのみ)この方がいいかも。


・レース
区間を平坦8km,激坂9km,DW10kmに分ける。
 作戦は平坦はとにかく温存、激坂は300W意識のペース走、DWはその時の状況で判断。目標タイムは平坦13分激坂36分DW24分の73分。


平坦8km
作戦通り20番手くらいにつけて様子見。落車のリスクを減らすため極力知り合いの走りがうまい人を探して後ろにつく。想像以上にペースが緩いのでとりあえず前の方に行ってみるとローテを回しているのは2名のみ。一緒に入ってペースを上げたいところだが73分台で走れれば優勝できると思っていたし、下手に消耗してDWで足が無くなる事態はさけたかったので5番手につけて我慢する。
 通過タイムは約14分、平均出力は196Wと作戦通りではあるが目論見は完全に外れる。そして集団を引いてくださった2名の方すいませんでしたとありがとうございましたm(__)m


激坂9km
 320Wを目安に淡々と踏む。かなりいい感じで300Wを下回る事は無さそう。一旦先頭に出るが若そうな知らない選手が1名飛び出す。追いかけてみると340~350Wくらいで踏んでいる。とても30分以上自分がもつ出力では無いし、同カテゴリでは無さそうなので不安ではあるが静観。後ろに何人いるか振り向く余裕もなかったが、要所でKさんが声掛けをしてくれるのでなんとなくの把握はできた。そしてこれが不思議でKさんに声をかけてもらうとすごく力が湧いてきた。本当に感謝していますm(__)m
おのおかげもありこの区間は目標通り36分、DW分岐を50分で通過した。平均出力は306Wとかなり上出来。今回唯一満足な走りができた区間。


DW10km
ここからはノープラン。とりあえず激坂で20秒ほど先行された若い選手を捕まえるのを目標に走る。最後に踏み足を残すために出力を上げる時も極力ケイデンスを上げる意識で。
なかなかこれが捕まらない。あまり足も残っていないらしく300Wを維持できなくなってくる。そこに見慣れたピンクの集団が。見ただけでなんだか急に力が湧いてくる。追い抜き様には大きな声でいける!と何度も声をかけてくれた。こちらも本当にありがとうございましたm(__)m
このおかげもあり前方の選手をとらえる事に成功。年齢を聞くと18歳との事なのでカテゴリー違いを伝え、協調を促す。その時点でDWに入って10分くらい。ちょうど下りに入る直前くらい。
 下りが終わるとかなり緩斜面区間が続き協調相手がいると有利なのだが、18歳という事に驚いたのと先頭に追い付き安心したのもありその子に質問攻めタイム。サイコンを見ると70分経過で残り1.5km弱とかなり時間をロスしている事に気づく。そこからは残り3~4分である事を伝え、とにかくL5域で全力で踏む。足はめちゃめちゃ回復していた(笑)
 区間タイムは24分20秒。最終タイムは1:14:20。平均出力は270W。正直協調相手がいたのだから気を抜かずに走っていれば24分は確実に切れていた。


目標タイムには全然届いていないし、正々堂々ともいえないし、レース中ですらもいろんな人に助けられた感があり運も良かったと思うし反省点も多いが、念願の優勝を勝ち取れた。


自分の中でめちゃめちゃ大事なレースで、今まで勝った事も無いのに優勝宣言して背水の陣で臨んだレースだったので、目標を達成し現状ぽっかり心に穴が空いたような気分だが、ここをゴールに立ち止まりたくないので来年に向けてでかい目標を立てよう。

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