ヒム69のトレーニング日誌

2018年の乗鞍に向けて日々のトレーニングの記録と考察。

NAKAGAWA 7 STAGE

日曜日にナカガワレーシングさん主催の【NAKAGAWA7STAGE】という練習会に参加してきました。(※以下、ナカガワレーシングさん撮影の写真をお借りしております)



北摂の7本の峠をハンデ付きのレース形式で走り総合タイムを競うというものなのですが、それぞれの峠にポイント賞、総合順位でも飛び賞が設けられている上、ハンデも絶妙なのでいろんなレベルの方が一緒に楽しむ事ができる練習会になっています。


去年一緒に走るたびにボコボコにされていたYさんも出るとあって、オフトレの成果を試すいい機会になると共に、差が縮まっていなければ今までの練習は何だったのかとなってしまうので、当日はかなり気合を入れていきました。


(1月にこの格好がやる気を物語ってます)


第1ステージはこちら。


距離8.4km、平均斜度4.2%の7stageで一番長い緩斜面コースでだいたい20分弱といったところ。ヒルクライムというよりもロードレース的な展開が予想されます。これから7本の峠を上ることになるのでまずは集団の中で様子を見つつYさんが飛び出せばタイム差が出ないように追いかける作戦でスタート。


序盤は皆やはり温存やアップに使いたいのか、予想以上にサイクリングペース。人数も8人くらいのパックになっており、1人で飛び出しても足を無駄使いするだけなのでアップと割り切って自分が回す番だけ中切れが起きない程度にペースを上げて体をあっためるようにしていきます。Yさんが先頭を牽く様子を見ているとペースを上げる様子も無いので、どうやら終盤勝負か完全に足を温存するような様子。


それならばこの峠で秒差をつけてやろうと思い、残り2~3km地点でYさんが先頭を牽き終わったタイミングでアタック。いつも一緒に練習しているマサボーさんにはタイミングをばっちり読まれて反応されてしまいましたが、Yさんを10秒ほど引き離す事に成功!!後はL5でしっかり踏んで逃げ切るのみ。
目算では残り5分と読んでいたのでL5域でしっかりと踏んでいきますが、5分を過ぎてもまるでゴールの気配が見えない上に徐々にYさんが近づいてきます。(実際にはゴールまで7分ほどでした)これはどちらにしても秒差をつけることができないと思い、残りの6本に足を残すことにしてスプリントもせず1秒差2着でゴール。
初参加で試走ができないレースだと同じような状況もあるので、こうゆう練習会だとしかけるタイミング等もいろいろと勉強になります。
第1ステージの感覚だと、Yさんとの間にあった圧倒的な差は今日は無いという事に喜びを感じながら、第2ステージに移動します。


第2ステージ。
Strava Segment | Nakagawa 7-Stage 2
距離2.7km、平均斜度5.4%の短いコース。おそらく7分はかからないかといったところ。先ほどの手応えもあったのでここでは最初から飛ばして逃げ切る作戦でスタート。


スタートから400Wで飛び出してスピードを殺さないようにL6キープで1分ほど走ると誰もついてきておりません。これは秒差をつけるチャンスなので緩めることなくL5で踏み続けてゴール。1分ハンデでスタートした人に10秒届かなかったものの、Yさんに10秒差をつけることに成功!


第3ステージ
Strava Segment | Nakagawa 7-Stage 3
ここは北摂を走っている方なら皆さんご存知の妙見山コースの下りに入る前まで、3.4km、平均斜度7.8%のコースで、今回のコースの中で一番平均斜度が高いコース。斜度が高い分秒差がつきやすいはずなので、とにかく高出力で出し切るような意識でスタート。


スタートからそこそこの斜度があるので最初からYさんと2人だけのパックに。やはり今日は足が拮抗しているのか踏んでもなかなか離れてくれず。
標高が上がってくると徐々に景色が白銀の世界に。何だか嫌な予感を感じつつも進んでいると車の轍以外の部分は路面も真っ白になっていきます…。
競り合いの中で完全凍結部分に入ってつるっといってしまい、持ち直してリスタートするころにはYさんの姿が見えず。ああここで負けが決まったかと思いましたが、少し進むと何と先行スタートした人も含めて押し歩きの大渋滞wwもはや勝負もくそもありません。ここからはまるでシクロのように自転車を押して走ります。(今回ここが1番楽しかった)
結果的には僕がランでYさんを抜き去り、路面が乾いたところで飛び乗り(できない)猛ダッシュで1分以上差をつけてゴール!!総合の勝利を確実なものにw(1位ゴールかと思いきや、1名先にオール乗車で走り切っておられました、すごい!)


第4ステージ
Strava Segment | 府道109号線西
ここからは路面の凍結のためいつもの7ステージとはコースを変更。レースとは違い練習会なのでこうゆう融通が利くのもいいですね。
コースは3.7km、平均斜度2.8%のアップダウンコース。スタートから1kmはほぼフラットなのでハンデ組に追いつくために集団で速度を上げていきます。Yさんは軽量級なのでこのコースはつらそう。下りの折り返しでアタックし独走態勢に。ハンデ組の先頭はオーマイタモさん!(最初ハンデ無し組にいたような…)これは絶対に刺したいと全開で踏むも3秒届かず…。


(しっかり逃げ切られてしまいました)


疲れたので次の投稿に続きます。

1/23-29 BASE3

月曜 レスト(30km実走TSS60)


火曜 
朝ローラー
3本L1走60min


夜ローラー
1set LTインターバル 272W4m-333W8m-271W4m-321W-4m
2set  300W6m-rest2m × 5set(301,301,301,302,302)


水曜
朝ローラー
270W3m-rest1m × 8set(277,275,273,272,275,281,282,277)


夜ローラー
1set ペース走 280W-30m
2set L4,5m-rest2m × 5set(282,289,288,291,305)


木曜
朝ローラー
L1走45min


夜清滝
清滝峠TT(アップ) 314W-13m(本コース9:55、320W、起床時体重57.1kg)
ヒル・インターバル 320W5m-rest4m × 5set(321,324,324,323,323)


金曜 レスト(45km実走TSS60)


土曜 レスト(30km実走TSS45)


日曜
ナカガワ7ステージ
1st 8.5km356m4.2% 
19:10 287W(NP298W) Ave,26.9km/h  
2st 2.7km146m5.4%
6:51 316W(NP321W) Ave,23.9km/h
3st 3.4km266m7.8%(落車1回)
13:04 275W(NP295W) Ave,18.7km/h
4st 3.7km108m2.8%
7:24 296W(NP308W) Ave,31.2km/h
5st 1.1km76m6.9%
2:59 362W(NP357W) Ave,22.2km/h
6st 4.6km145m3.1%
9:18 305W(NP305W) Ave,30.0km/h
7st 1.2km89m7.2%
3:45 323W(NP333W) Ave,19.8km/h




L4でもFTP以上の域と以下の域を交互の日に刺激するようなイメージで。LTインターバルに関してはW設定が高すぎて不完全燃焼。少なくとも最後のL5は8分やるべきだったと反省。
ペース走に関しては、Wよりも時間の方を延ばしていきたい。


本当は金曜日もトレーニング予定だったが、膝裏を筋断裂で内出血したため療養。しっかり追い込めている証拠か。


日曜日はナカガワ7ステージに参加。緩斜面がメインのためパワーよりも頭を低くポジションを意識して。

1/16-22 BASE2レスト週 成長確認

月曜 レスト
火曜 ローラー夜練 ビルドアップ走
250Wから5min5WずつUP→290Wまでで終了。
水曜 レスト
木曜 六甲夜練 38.5min 307W(NP310W) 起床時体重 58.9kg
金曜 レスト
土曜 ティファニー朝練 1周のみ
日曜 GR練


レスト週なので強度抑え目。木曜日にしっかり疲労を抜いて六甲TTチャレンジをしたが信号ストップ2回、一部凍結、平均気温-2℃で自己ベスト更新。成長が目に見える形で現れるとやっぱりうれしい。現状の練習方針は上手くいっているのが実感できた。


次のBASE3(1/23~2/19)は1つもレースが無い絶好の成長機会なのでもう1段階FTPレベルで強くなれれば、目標達成もみえてくるはず。